Kako in Deutschland seit 2015

独断と偏見でなんだか気になったドイツのことをランダムに綴ります。

【Die Obdachlosen】ホームレス

ベルリンの街は非常にきれいで清掃会社(Berlin Recycle社)の職員がいつも働いているのをみかけるけれど、歩いているとそんな街に似合わないホームレスや物乞いに出会う。銀行のCDの前に立ちドアを開け閉めしながらコップを片手に持つ人、スーパーの前に座っている人、人通りの多い駅の近くにはコップを持ちながら小銭を集め歩く人、電車にやレストランで音楽をひいてお金を要求する人、電車の中で何か演説をはじめお金を集めようとする人、、。

どうもここ数年ホームレスが増加しているらしい記事があった。人が集まり新しいビジネスが生まれているベルリン。ホームレスも集まってきたのかそれとも新たにホームレスになってしまったのか、そうなった経緯については不明。

「Die Zahl der Obdachlosen in Berlin ist binnen sieben Jahren dramatisch von 1000 auf 6000 gestiegen. Dieter Puhl, Chef der nahen Bahnhofsmission, rechnet mit rund 1000 weiteren Obdachlosen im Jahr.」

 

このホームレスを助けている「Bahnhofsmission」という組織があるようなので、調べてみると「Berliner Stadt Missionというボランティア組織(多分教会系)があり、駅周辺の活動拠点が二箇所ある様子。ドラッグを買うお金に使われたりする場合もあるのでホームレスの人に安易にお金を渡さない方がいいというドイツ人に言われるが、やもうえない事情の人もいるだろうし、こうした組織を通じて何かできることがあるかもしれないと思う。今度見学に行ってみよう。

 

参考:Berliner Kurier 2016/8/8